4754 | 皆様お待たせしました。 | 舞武乙姫 | 3/24 17:12:9 | 2191cfX1/ONXqdSls |
前回「天使、悪魔、神の名前」を募集していたピーターであります。 まぁ、いままで書いた中でも結構いい作品でした。〔かなりながくなりましたが〕 ではどうぞおたのしみください。 2500年の1月1日、地球に神の裁きが落とされた。神々は人を作り、ある程度 成長したところでもう一度やりなおしさせる。人間達はただ神々の暇つぶしのために 作られた存在だった。当時最高天使クラスに属していたルシファーはその残虐な やり方に腹を立て、神々を抹殺しようと考えた。しかし、たかが天使ごときが神に 勝てるはずも無く、ルシファーは地の底へ堕とされてしまった。 |
舞武乙姫 | 3/24 17:27:53 | 2191cfX1/ONXqdSls||338 | ||
ルシファーが目覚めたところは地の底。光が無く、闇に照らされた場所だった。 そこで待ち受けていたものは、悪魔、獣族の中でも最強を誇るケルベロスと餌食になる ルシファーを見物しにきた、悪魔達、そして金色の豪華な椅子に血のような赤いワインを飲んでいた奴がいた。よく見るとそれは天使達の間でもうわさされていた冥王ハデス であった。「ここはまさか冥界か!・・」と心の中で大きく言った。天騎士という 天使達の中でも有能な者たちを集めた騎士団があったが、一度冥界に奇襲をかけたつもりでのりこんだがその後彼らを見たものはいないと言われているほど残酷で地獄に等しい場所だった。 |
舞武乙姫 | 3/24 17:42:23 | 2191cfX1/ONXqdSls||588 | ||
そんなことを思いながらハデスの方を睨んでいた。しかし、すぐに全神経をケルベロス に集中しなければならなかった。鋭く長い爪がルシファーの体を引き裂きそうになったからである。すぐさま背中の左右6枚の羽を羽ばたかせた。上空へ飛び、軽くその攻撃をかわすと右手に雷をまとった剣を出した。一撃で済まそうと三つある頭の真ん中の首に狙いを定め上空から一気に急降下した。雷が体をまとっていく。しかし、獣族の中でも最強と言われていたケルベロスがそう簡単に倒せるはずが無かった。 |
舞武乙姫 | 3/24 18:7:59 | 2191cfX1/ONXqdSls||280 | ||
狙っていた真ん中の首が突然上空のルシファーに向きその口から「業火の炎」 が放たれたのである。まともに炎技最強クラスの攻撃を受けたルシファーはそのまま残り火とともに地面に落下し、気を失った。気を失っていながら浮かぶことは親友だった ミカエルの顔、忌まわしき神々の顔、そして悪魔達の顔。その心にはもう怒りしか残っていなかった。天使どもを亡き者にしてやる、憎い、悪の感情がこみ上げる中で、その先に自分の求めている光を見つけた。「自分はその光にたどり着けるだろうか?、いや たどり着くべきなんだ!この体を、魂を闇に売ったとしても俺は神々をこの世から抹殺 しなければならないんだ。」 |
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