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6498琉鹿絵巻〜神月〜弐mimoza8/22 18:24:106145cfLVHZrSl54us
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はぁ、今日から、また部活再開。。。
はじまってそうそう、一日中だもんな。。。
でも、来ますけどね☆
来て、書きまくりますけどね☆

今回は、やっと鈴香のホントの秘密が
明らかになりますww
引っ張りすぎてすみません。

ではでは、始めます〜

mimoza8/22 18:31:516145cfLVHZrSl54us||589
鈴香は、琳羽という新しい友達が
できて、舞い上がっていた。

「そうだっ!おばさん達にも、紹介してあげよっ!
 きっと、かわいいって言ってくれるよっ!」

青い鳥は、うれしそうに、羽を振るわせた。
鈴香は、にっこりと微笑む。

すると、おばがお茶を持って、
部屋に入って来た。

「あっ!見て見てっ!かわいいでしょ・・・。
 ・・・え・・・?」

ガシャーン!!

おばは、お茶を落としてしまったのだ。
そして、拾おうともせず、かたまっている。

・・・おばさんって、鳥嫌いだったっけ?

mimoza8/22 18:37:296145cfLVHZrSl54us||677
でも、そう言う前に、鈴香は、気がついた。
・・・おばが、琳羽ではなく、鈴香を
おびえた目で見ている事に・・・。

・・・なんで・・・?

おばは、無言で、部屋を出て行ってしまった。

・・・あたしが、何をしたっていうの?

琳羽が、心配そうに、鈴香を見つめる。
鈴香は、静かに涙を流した。

そして、結局この日は、鈴香の部屋に
来るものは、いなかった。

mimoza8/22 18:45:366145cfLVHZrSl54us||406
次の日の朝、鈴香は、琳羽といっしょに
また、庭にいた。
静かな朝だ。
もうすぐ昼だというのに、いつもの活気がない。

・・・何があったんだろう?あたしのせいなの?

「鈴香。」

急に、後ろで鈴香を呼ぶ声が聞こえた。
鈴香は、おどろいて振り向く。

「兄上様・・・。」

いつの間にいたのか、兄は、
近くの木に寄りかかっていた。
銀髪が、日の光を浴びて、
いつもよりきれいに見えた。

「ちょっと外に出ないか?」

mimoza8/22 18:55:386145cfLVHZrSl54us||871
兄から誘ってくるとは、珍しい。
それに、鈴香は、すこし・・・というか、
かなり落ち込んでいたので、
とてもうれしい申し出のように見えた。

「はいっ、行きますっ!」

兄は、『それでいい』と言うふうにうなずき、
先に歩き始めた。
鈴香は、その後をスキップで付いていく。

・・・お兄ちゃんは、やっぱり本当は優しいんだ。

しばらく、歩くと鈴香の知らない所に出た。
と言っても、鈴香は、ほとんど外に出ないので
そこまで遠いわけではないのだが。

「お兄ちゃん、これからどこへ行くの?」

鈴香は、言葉使いを直すのを忘れるほど、
わくわくしていた。

「もっと遠くまでだ。」

mimoza8/22 19:3:326145cfLVHZrSl54us||949
兄は、小さくつぶやいた。
その目に、かすかに、黒い光が宿る。

鈴香は、少し不審に思いながらも、
うれしさは、少しも変わらなかった。

これは、鈴香の初めての冒険だから・・・。
でもそれは、終わりでもあったのだ。

兄は、まだ歩き続けている。
もう、かなり遠くまで来たのに。
鈴香も、さすがに心配になってきた。

「ねぇ、どこまで行くの?
 いつ、家に帰るの?」

mimoza8/22 19:10:476145cfLVHZrSl54us||919
「もうすぐ着く。
 そして・・・お前は、家には帰らない。」

兄は、無表情な顔で、静かにそう言った。

「・・・え・・・?」

兄は、さらに淡々と続けた。

「お前は、もう家にいることは出来ないのだ。
 ‘変化‘してしまったから。
 お前は、‘力‘を目覚めさせてしまったのだ。」

「あたしは、何も変わってないよっ!」

「いや、お前は、変わった。
 その小鳥は、本物の鳥ではない。
 神に、反する存在だ。
 私達の一族は、神に仕える身。
 そのようなものを召喚する力はあってはいけないのだ。」

mimoza8/22 19:40:206145cfLVHZrSl54us||220
「琳羽は、・・・そんなんじゃないっ!!」

兄は、鈴香をまっすぐに見た。
無表情の中に、辛そうな素顔が見え隠れする。
鈴香は、口をつぐんだ。

「お前の左肩に、アザのようなものがあっただろう?
 あれは、物憑きの証なのだ。
 物憑きは、悪霊を集めてしまう。
 これからも、お前の周りには、そのような者達が
 集まってくるだろう。
 だから、お前は神社に預ける事にする。
 そこで、神に、祈りを捧げてくれ。」

「・・・うん、分かったよ・・・。」

それっきり、二人は、無言だった。
無言で歩き続けた。
・・・目的地に向かって・・・。

mimoza8/22 19:50:236145cfLVHZrSl54us||771
その神社は、御代神社と言った。
特に大きいと言うわけではないが、
古く由緒ある神社である。

「鈴香をよろしく頼みます。」

「あぁ、私にまかせてください。」

神主さんは、優しそうな人だった。
でも、やっぱり喜ぶ気にはなれない。
あの家に帰れないことがすごく悲しかった。

兄は、すぐに帰ってしまった。
あっけなく、すべてが変化してしまった。
鈴香は、気づかぬうちに泣いていた。
神主さんは、慰めるわけでもなく、
うろたえるわけでもなく、
ただ、隣に座っていた。
それが、すごく暖かくて、鈴香はまた泣いた。

mimoza8/22 19:58:426145cfLVHZrSl54us||841
そして鈴香は、その時決心したのだ。

物憑きでも、人のやくに立つようになることを。
明るく、生きていく事を。


幸か不幸か、本当の自由を手に入れた鈴香は、
本当に、自由奔放な生き方をしていく事になる。

そして、ある運命が、今、
彼女のすぐ近くまで迫っているのだ。

mimoza8/22 20:5:566145cfLVHZrSl54us||679
はい、今日はここまでです☆
読んでくださってありがとうございますw

鈴香の秘密は、これですっ!
どうだっっ!!(何が?
私的には、結構考えたのですが。。。
琳羽は、実は厳密には、式神ではないんです。
鈴香が、力を目覚めさせた時に、
生まれたものです。(よく分からんな。。。
まぁ、働き的には、式神のようなものなので、
式神ということに、しといてください(なぬ

なんか、複雑な感じになってきましたが、
次回もヨロシクです☆

キーア8/22 20:11:392191cfal3PWP8VtfE||429
ヤッパリ・・
途中からおいてかれるんだと思った(ホントカ

鈴香・・・
おいてかれてかわいそうに・・・
でも今の鈴香では
全く見られない光景・・・。
でもスイカとの出会いは・・・・
神社であったのか?
何処を気にしてるんだろ(笑
次回もみるよぉ

mimoza8/22 20:18:146145cfLVHZrSl54us||355
キーアさん、ありがとです☆
鈴香・・・かわいそうな生い立ちですが、
立ち直りは、早かったのです。。。

鈴香が、沈みまくっていると、
神主が、丸くて大きくて緑と黒のストライプなものを
持って来ました。
それは、裏の畑で取れたスイカだったのです。
あまいものを、それまであまり食った事のない鈴香は、
食べたとたん、スイカに惚れこみました。
神主も、大のスイカ好きだったので、
スイカ料理を作りまくりましたとさ。
めでたしめでたし☆(なにぃぃぃっ!?

では、次回は、咲羅のを書くので、
40件後になりますが、ヨロシクです〜

リーナ8/22 21:52:506033cfqMJddrRYn9I||739
す…ず…かあああああああ!!!!!(ヤメレ
チキシュオーおいらだったらいつか家に帰ってやるぅぅぅ〜!!??(破壊
西瓜との出会いは神社にあり、ですなw(ハァ?
鈴香が家を離れたのにはあんな辛い理由が…
とてもとても今の計画性が無さ過ぎる鈴香には考えなれない哀しい過去(ぇ
さて…次からはどんな物語が?
咲羅お嬢様のご活躍にも期待しております(敬語だ

足立りょう8/23 11:8:482111cfiSDfoVMsEd2||83
あ〜ぁ、鈴香の家は1に神、2に神、3に神かぁ。

嫌な家やのぉ。
でも幼いなりに鈴香も傷ついたんだろうねぇ。

ご愁傷s(蹴

次回も楽しみにしといて(リンチ

・・・・・楽しみにしてます。

mimoza8/23 18:3:596145cfLVHZrSl54us||562
リーナさん、ありがとです☆
鈴香は、家に帰れるのでしょうか(お前が聞くな
まぁ、今の彼女なら、意地でも帰るだろうね(なぬ
でも、帰る道が分からないと思う(ぉぃ
今の鈴香は、家にいたときより幸せだと思います。
だから、良かったといえば良かったのかも。。。
スイカとの出会いは・・・
今度、番外編として書いちゃおうかな(えぇっ!?

ではでは、咲羅お嬢様も次回の琉鹿も
よろしくお願いいたします(敬語返しっ!

mimoza8/23 18:8:296145cfLVHZrSl54us||665
足立りょうさん、ありがとです☆
ホントに、神月御家は、
神様大好きでしょうがないですね(ぉぃ
あれは、教育上よろしくないですよ(お前が言うな
おばさんの仕打ちはとくにひどいですよね。
とりあえず、何か言えやっっ!(だから、お前が言うな
でも・・・鈴香は、あんな性格で良かったのかもね。
立ち直り、ものすごく早いっすからっ

ではでは、次回もヨロシクです〜

ハンク8/23 18:46:572184cfCYbeCKccR0Y||474
登山でログ遅れ・・・。
やっと帰って参りました。
それにしても辛いでしょう。
えーと、小学校低学年の頃に親離れですからね。
酷いもんですよ。
その後は神社で西瓜好きを植え付けられて。(ハァ?
まぁ、凡人に近いものなったのも神社ですが。

横レスに近い話
また、小説増やしたみたいで・・・。
記憶にあるもので3個くらい小説かいてますね。
その分、がんばってください。

mimoza8/23 18:59:286145cfLVHZrSl54us||589
ハンクさん、ありがとです☆
登山行ってたんですか?
いいなぁ〜、マジいいなぁ(やめいっ

鈴香は、かわいそうだけど、
幸せだと思いますけどね。。。
私は、あんな家にいるよりは、神社に行きたいです(なぬ
鈴香って凡人かっ!?(ぉぃ
まぁ、スイカが異常に好きな事と、
妖怪を手なずけちゃう事と、
性格が、マイペースすぎること以外は、凡人か。

小説は、思いついたら書く派なので(なんだそりゃ
でも、冷めるのも早いんだよね(ぉぃ
すでに、一つ中断しちゃったし。。。
でも、琉鹿は、ちゃんと終わらせるようにします!
なので、これからもヨロシクです☆


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