7378 | 今日の猫物語 | 細サン | 12/24 12:48:26 | 2221cflEBThGT6GpI |
ぼくは猫を飼っていませんが書いてみます。 |
細サン | 12/24 12:49:6 | 2221cflEBThGT6GpI||18 | ||
猫の視点で書く生活物語です。 |
細サン | 12/24 12:54:10 | 2221cflEBThGT6GpI||28 | ||
私の名前は「タマ」そう主人から呼ばれている。 主人は散髪屋をしていて私は部屋でずっと座っている。 主人の家族は、妻・息子・娘とごくごく普通の家庭だ。 私は、いつも座っていた。 |
細サン | 12/24 12:59:44 | 2221cflEBThGT6GpI||429 | ||
しかし、次の日起きると大変なことが起きた。 私は猫のはずなのに。猫だったはずなのに主人の娘の子供として生まれてしまった。 なぜ?つい昨日まで猫だったのだ。 猫が人間になるはずがない。そう思って。立ち上がろうとすると どうも立てない。立てないのだ。首も持ち上がらない。 悲しさのあまり私は泣いてしまった。 うわーーーーーーーん |
細サン | 12/24 13:3:18 | 2221cflEBThGT6GpI||496 | ||
4年後 私は人の言葉がしゃべれるようになっていた。 「おはよう」 「こんにちは」 このころ私は猫だったころをわすれていた。つまり前世を忘れていた。 まあ考えてみれば普通だろう。 主人のこともおじいちゃんと呼んでいた。 庭で遊んでいたとき少し土の持った不自然な場所を発見した。 |
細サン | 12/24 13:4:55 | 2221cflEBThGT6GpI||453 | ||
ままこれ何? 私は言った。 母「私も知っているけれど、おじいちゃんに聞いたほうがいいわね。」 |
細サン | 12/24 13:8:57 | 2221cflEBThGT6GpI||246 | ||
じいちゃんの家に行き、聞いてみた じいちゃんあれなに? 主人「あ~。あれはだな・・・・・。」 じいちゃんは、すべてを話してくれた。 その話に出てきた「タマ」という言葉で私は目覚めた。 そうだ。私はタマだ。そしてこの人は主人だ。 そして泣きながら主人に抱きついた。 しかし、主人はわかってくれなかった。 |
細サン | 12/24 13:11:41 | 2221cflEBThGT6GpI||413 | ||
そんなこと私もわかっていたはずなのに。 そう。今となってはタマではなく孫なのだ。 じいちゃんが最後に「交通事故で死んだんじゃ」 そういった。 私は、死んだのだ。このことをはじめて知った。 そして思い出した。 |
細サン | 12/24 13:15:52 | 2221cflEBThGT6GpI||183 | ||
昔 主人「タマー。飯じゃー」 私は立ち上がり、走っていった。 屋根の上で寝ていたので、下に飛び降りた。 すたん 軽やかに美しく降りたつもりだった。 右足をくじいたのだ。そしてよろけながら部屋に入ろうとしたとき。 キィィィィィィィィィ ドガッ 最後に聞いたトラックの音。 |
細サン | 12/24 13:17:37 | 2221cflEBThGT6GpI||16 | ||
そう私はしんだのだ。 死に方もそのとき聞いた音もすべて明確に思い出した。 死のこわさ。 私は4歳にしてそのことを知ってしまった。 |
細サン | 12/24 13:21:3 | 2221cflEBThGT6GpI||765 | ||
死という荷物を背負い私は社会人となった。 未だに、私は生きている。 しかし一度「死」を体験した私は 今でも身を震わせ、生活している。 いつ死ぬかそんなことを考えながら昔の自分を思い出した。 |
細サン | 12/24 13:21:37 | 2221cflEBThGT6GpI||415 | ||
こんな作品でよければ評価していただきたいと思います。 |
さゅみ | 12/24 17:12:9 | 2191cfnX3S35BGXA2||286 | ||
すごぃ!!猫の視点からだなんて。 私には思いつかない発想!! すごぃとおもいます。 それに、ネーミングセンスがなんとも 私には、ぐっときた・・・あぁ・・・。 よかったら作家友達になってください。 友達っていってもお互いの作品を 評価しあうんですけど。 よかったら、私のもみてください。 でわ、よろしくおねがいします。 |
細サン | 12/24 22:10:3 | 2221cflEBThGT6GpI||186 | ||
仲良くしましょう。 |
細サン | 12/24 22:14:56 | 2221cflEBThGT6GpI||345 | ||
続き書いてみます。↓ |
細サン | 12/24 22:19:17 | 2221cflEBThGT6GpI||399 | ||
そうして私は、結婚し子供も生まれた。 妻にも話さなかったが、どことなく息子が猫に似ていたようなきがする。 そんなことどうでもいいけれど、やっぱり私は人なんだ。 そう。いくら前世を知っていても、知っているだけ。 タマと私は違う。私は私なのだ。 今思うと、猫のほうが楽しかったかもしれない。 でも今私は人である。 |
細サン | 12/24 22:24:4 | 2221cflEBThGT6GpI||673 | ||
このことを最初で最後に話したのは、主人。そうおじいさんだ。 主人は一生懸命聞いてくれた。 そして信じてくれた。 そのときふと私の発したかった言葉。 今この姿だからこそおじいさんにいえたのかもしれない。 おじいさんにわかる「言葉」で。 「ありがとう」と。 私は今亡きおじいさんをそして主人を今でも好きである。 |
細サン | 12/24 22:33:56 | 2221cflEBThGT6GpI||610 | ||
息子は、とても元気な子だ。 しかし、私のように前世を覚えているのか・今忘れているがいずれ思い出すのか。 それが私の中で今一番の問題だ。 息子にだけは、「死」という体験を思い出してほしくないからだ。 私のような人は、珍しそうに見えて君の家族にもいるかもしれない。 君の飼っているペットが人間になっているかもしれない。 そうこれは私の勝手なよそうだ。予想に過ぎない。 |
細サン | 12/24 22:35:49 | 2221cflEBThGT6GpI||810 | ||
私は「死」と隣り合わせだが、今私は生きているのだ。にんげんとして。 |
細サン | 12/26 15:28:43 | 2111cfkk4cK7/ImaU||795 | ||
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