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7871沙羅双樹の色足立りょう3/11 10:28:562111cfiSDfoVMsEd2
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足立りょう3/11 10:29:382111cfiSDfoVMsEd2||465
※前回※
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×お詫びと訂正×

前回「沙羅」を「紗羅」としていました・・・(滝汗
申し訳ありません

足立りょう3/11 10:32:242111cfiSDfoVMsEd2||259
「まずは本部に向かおう」
そう言って、双樹は歩き出す。
「ちょっ・・・!待ちなさいよ」
沙羅は、双樹に続いていく。

(双樹って・・・私の気持ちに気付いてるのかな)

沙羅は、双樹を追いかけながら考えた。


今宵も月は綺麗に輝く。

足立りょう3/11 10:32:532111cfiSDfoVMsEd2||958


一章 妖と怪



足立りょう3/11 10:36:82111cfiSDfoVMsEd2||213
妖・・・それは、【あちら】から【こちら】に来た存在。
彼らは、存在する為に人を食らう。
妖力という、人の血液に多く含まれる謎の力を得る為に。
それを打ち破るべく、怪という組織が出来た。
彼らは、今日も、妖を倒すべく全国を駆け回る。

足立りょう3/11 10:40:282111cfiSDfoVMsEd2||929
本部に着き、中へ通された二人は、
ある部屋を目指す。
そして、扉の前に立った双樹が、扉をノックした。

『汝ラガ名ヲ』オートセキュリュティーの機械音が聞こえた。
「沙羅双樹の花の色」
答えようとした双樹より先に、沙羅が答えた。
『確認・・・通シマス』

部屋に入った二人の視線の先に、一人の男が座っていた。

足立りょう3/11 10:46:202111cfiSDfoVMsEd2||512
「今日もご苦労だったね」
振り向きざま、男が二人に声をかけた。
「有難とう御座います。榎木さん」

そういわれた男―榎木は微笑し、そして顔を真剣そのものの表情にした。

「双樹、今回の任務は分かっているね?」
榎木に問われた双樹は答える。
「はい。今回は、木曾山脈に存在する八ヶ谷村の、
 不可解な人口減少及び、増加の原因を調べる事です」

「そうだ。本当ならば、こんなのは君達に
 任せるような仕事ではないのだが、どうも怪しいんだ。
 ・・・・・・・健闘を祈る」

足立りょう3/11 10:46:352111cfiSDfoVMsEd2||846


「はい!」二人の声がタイミングよく重なる。


足立りょう3/11 11:2:212111cfiSDfoVMsEd2||377


二人はいま、山奥を歩いていた。
「いつまで続くのよ・・・・これ」
沙羅が、突かれきった顔で双樹に尋ねた。
「さぁ」
「さぁって双樹・・・・アンタねぇ」
「・・・・!静かに!」
「え!?なん・・・・きゃっ!」
何がなんだかわからぬうちに、沙羅は双樹に引っ張られ、
くさむらにしゃがまされた。

ザッザッザ・・・・人の歩いてくる気配がする。
「いやぁ〜今日も随分獲れたな」
「これでしばらくは狩に行かずに済む」

足立りょう3/11 11:4:562111cfiSDfoVMsEd2||35
「通りすぎていったね・・・・」
「そうね・・・・・って!ちょっと!どこ触ってんのよ!」
「ん?・・・・あ」
双樹は、やっと自分が沙羅の胸を掴んでいる事に気付いた。

「この馬鹿―――――――――っ!!!!!」パチン!
気絶した双樹を引っ張り、沙羅は村に着いた。

足立りょう3/11 11:6:02111cfiSDfoVMsEd2||209


そして、人の子と人で無きモノが邂逅する。


                      【続】

足立りょう3/11 11:10:432111cfiSDfoVMsEd2||406
あとがき

はい、これで一章分終わった事になります。
えぇと・・・次回は、この話よりも過去の内容になります。
でも、結構重要ですね(さりげなく宣伝
さて、今回も完全に恋愛入ります。
なんか多いな・・・・恋愛系(自分で書いておいて何を言うか。
不器用な一人が自分を想ってくれている存在に気付けるか、が
今回のポイントです。ついでに次回は別のカップル(?)が出ますね。

沙羅の恋の行方は最後の最後まで分かりませんので、
気になる方は、次回もチェック^^             【続】


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