7871 | 沙羅双樹の色 | 足立りょう | 3/11 10:28:56 | 2111cfiSDfoVMsEd2 |
★前作の紹介★ 大江戸混乱魔戦記16(最終回) http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6163.html Ω日常 エピローグ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7169.html 怪談 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-6932.html 詩 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7223.html http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7522.html 短期連載小説第4話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7379.html 不思議の~ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7707.html |
足立りょう | 3/11 10:29:38 | 2111cfiSDfoVMsEd2||465 | ||
※前回※ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-7809.html ×お詫びと訂正× 前回「沙羅」を「紗羅」としていました・・・(滝汗 申し訳ありません |
足立りょう | 3/11 10:32:24 | 2111cfiSDfoVMsEd2||259 | ||
「まずは本部に向かおう」 そう言って、双樹は歩き出す。 「ちょっ・・・!待ちなさいよ」 沙羅は、双樹に続いていく。 (双樹って・・・私の気持ちに気付いてるのかな) 沙羅は、双樹を追いかけながら考えた。 今宵も月は綺麗に輝く。 |
足立りょう | 3/11 10:32:53 | 2111cfiSDfoVMsEd2||958 | ||
一章 妖と怪 |
足立りょう | 3/11 10:36:8 | 2111cfiSDfoVMsEd2||213 | ||
妖・・・それは、【あちら】から【こちら】に来た存在。 彼らは、存在する為に人を食らう。 妖力という、人の血液に多く含まれる謎の力を得る為に。 それを打ち破るべく、怪という組織が出来た。 彼らは、今日も、妖を倒すべく全国を駆け回る。 |
足立りょう | 3/11 10:40:28 | 2111cfiSDfoVMsEd2||929 | ||
本部に着き、中へ通された二人は、 ある部屋を目指す。 そして、扉の前に立った双樹が、扉をノックした。 『汝ラガ名ヲ』オートセキュリュティーの機械音が聞こえた。 「沙羅双樹の花の色」 答えようとした双樹より先に、沙羅が答えた。 『確認・・・通シマス』 部屋に入った二人の視線の先に、一人の男が座っていた。 |
足立りょう | 3/11 10:46:20 | 2111cfiSDfoVMsEd2||512 | ||
「今日もご苦労だったね」 振り向きざま、男が二人に声をかけた。 「有難とう御座います。榎木さん」 そういわれた男―榎木は微笑し、そして顔を真剣そのものの表情にした。 「双樹、今回の任務は分かっているね?」 榎木に問われた双樹は答える。 「はい。今回は、木曾山脈に存在する八ヶ谷村の、 不可解な人口減少及び、増加の原因を調べる事です」 「そうだ。本当ならば、こんなのは君達に 任せるような仕事ではないのだが、どうも怪しいんだ。 ・・・・・・・健闘を祈る」 |
足立りょう | 3/11 10:46:35 | 2111cfiSDfoVMsEd2||846 | ||
「はい!」二人の声がタイミングよく重なる。 |
足立りょう | 3/11 11:2:21 | 2111cfiSDfoVMsEd2||377 | ||
二人はいま、山奥を歩いていた。 「いつまで続くのよ・・・・これ」 沙羅が、突かれきった顔で双樹に尋ねた。 「さぁ」 「さぁって双樹・・・・アンタねぇ」 「・・・・!静かに!」 「え!?なん・・・・きゃっ!」 何がなんだかわからぬうちに、沙羅は双樹に引っ張られ、 くさむらにしゃがまされた。 ザッザッザ・・・・人の歩いてくる気配がする。 「いやぁ~今日も随分獲れたな」 「これでしばらくは狩に行かずに済む」 |
足立りょう | 3/11 11:4:56 | 2111cfiSDfoVMsEd2||35 | ||
「通りすぎていったね・・・・」 「そうね・・・・・って!ちょっと!どこ触ってんのよ!」 「ん?・・・・あ」 双樹は、やっと自分が沙羅の胸を掴んでいる事に気付いた。 「この馬鹿―――――――――っ!!!!!」パチン! 気絶した双樹を引っ張り、沙羅は村に着いた。 |
足立りょう | 3/11 11:6:0 | 2111cfiSDfoVMsEd2||209 | ||
そして、人の子と人で無きモノが邂逅する。 【続】 |
足立りょう | 3/11 11:10:43 | 2111cfiSDfoVMsEd2||406 | ||
あとがき はい、これで一章分終わった事になります。 えぇと・・・次回は、この話よりも過去の内容になります。 でも、結構重要ですね(さりげなく宣伝 さて、今回も完全に恋愛入ります。 なんか多いな・・・・恋愛系(自分で書いておいて何を言うか。 不器用な一人が自分を想ってくれている存在に気付けるか、が 今回のポイントです。ついでに次回は別のカップル(?)が出ますね。 沙羅の恋の行方は最後の最後まで分かりませんので、 気になる方は、次回もチェック^^ 【続】 |
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