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7992詩集「木魂」チバ3/25 23:2:445891cfMdEiSNsf9tY
「山彦」

鳴る音よ 鳴る声よ 響かせて君の町まで 届くように 届くように・・・

どこまでも続いていく緑に 弾む鼓動 続いていく大地に 響くメッセージ
この声を君が聞いているならば 去り行く時に 教えてください

どこか遠くに ずっと響くように 果てしない未来に 届くように
この声は 未来の風に乗り 君の町へ・・・

チバ3/25 23:2:575891cfMdEiSNsf9tY||950
「宿木」

雨に吹かれ 風に吹かれ 時に倒れかける事もある
だけど大樹は この大樹は 枝を張り 何世紀も この場所にいた
宿木となり これからも この大空を突き破るほど 伸びていくのでしょう

時に家となり 時に削れても なお立ち続けるこの木は 
宿る魂とともにともに 僕らの支えとなっていくよ

チバ3/25 23:3:105891cfMdEiSNsf9tY||476
「木霊」

耳を付ければ 聴こえてくる 木々たちの声が 聴こえる
ドクドクと体中に 生きている証が流れてる 懸命に生きている

どこからともなく 飛ばされた 小さい種が 大きくなって・・・
水の力を借りて 生きる力を作って・・・

どんな命にも 魂は宿る どんな命にも 光が差す
動けなくても 動けなくても 思いはきっと伝わるんだね

チバ3/25 23:3:205891cfMdEiSNsf9tY||605
「河流」

忘れられない あの日あの場所で 出会った友よ
また再び ここで逢おう
河はゆっくりと 海を目指して行く 長く果てしない道で 逢える気がする

どこまでも澄み切った心のまま 旅立ちの合図の汽笛が鳴っていた
伝えたい言葉を 言えなかったのは 別れが永遠だと思っていたから
いいきれなかった言葉を河流に乗せて 伝えて欲しい

チバ3/25 23:3:505891cfMdEiSNsf9tY||798
「地球」

ぼくらはこの果てしない銀河の中の 太陽系にある星、地球の中を
さらに国々に分け その中の小さな地域に暮らしている

僕らは小さな殻に閉じこもった 貝じゃないんだ さあ勇気を持って
生きてる意味を探してみないか? この同じ星に生まれた仲間よ

心の中に高き志を 用いた者よ 大きな夢掲げて 共に共にこの未来を
共に共にこの星に 新しい光を 照らしてみないか 地球に木霊をとどけよう

チバ3/25 23:9:115891cfMdEiSNsf9tY||806
木魂よ、木魂。

山々を越え人々に伝えやがて戻っていく、不思議な声よ。

短い旅を終えた者のような、不思議な声は誰かが聞いていたのだろうか。

もしも遠い誰かが聞いていたなら、その声を風に乗せて届けておくれ。

山神と木魂、そしてこの大地に宿る精霊達にまたこの地に来ると誓う

チバ3/25 23:12:195891cfMdEiSNsf9tY||771
最後の詩はなんとなく旅人風の言葉みたいなのを付け足したものです。特に深い意味はありません。

それと「こだま」は「木魂」と「木霊」の二種類ありますが、
詩集のほうは魂の「木魂」、詩の方は「木霊」とさせていだきました。

感想、意見など差し支えなければどうぞ。


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