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8419*_街と大地_**_振り返られない旅路_*sIs6/4 9:41:191252cf0MNeLIaTrdk

僕は旅立つ 僕の為に


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* 街と大地 *


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* 空気 *

今日は 曇っていた

まるで霧のような雲が 街を覆っていた

今朝僕が通ってきた道を ちょっと振り返ったら

何故こんなに景色が白いのか 何となく分かった気がした


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* 雨が教えてくれたこと *

家の窓から眺める雨は とても好きだ

でも 道を歩いている時に降ってくる雨ほど 忌々しいものはない

見るのは好きだけど 降られるのは嫌い

降るのは嫌いじゃないのに


ほら

人間って 我侭だよね


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* 振り返られない旅路 *


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* 心の旅 *

変わり果てた生活も 早二ヶ月

蝸牛や蛙たちが じめじめした空気に釣られてやってくる頃

私は旅立った


夏の北極へ向けて たった一人で 何も持たずに


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* 存在 *

いつも独りだった それでいいと思っていた

でもそれは 自分自身を否定していて 他人をないがしろにしていることだって

今頃になって気付いたりした


今はもう 独りでいいとは決して思わない

誰かの心を支えられる そんな存在になりたい


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* 孤独の沼 *

孤独から逃れたと思えば また孤独がやって来る

鬱憤が積もっていく 辛い毎日

いつまでも愚痴をこぼしたくて でも

誰も聞いてくれる人がいなくて


体は耐えられないのに また積もっていく


sIs6/4 9:43:241252cf0MNeLIaTrdk||342

* 1 *

1では歩くことが出来ない
ただその場で 泣き崩れることしかできない

でも 1 と 1 が一緒になれば
きっと 歩くことが出来る

1 と 1 と 1 が一緒になれば
もっと遠くまで歩いていくことが出来る

僕の傍にいてくれる人 いてくれた人 皆が一緒になれば

地の果てよりも ずっと遠くまで歩いていくことが出来る


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* 終 わ り *

sIs6/4 9:43:471252cf0MNeLIaTrdk||265

* 後書き *

「空気」と「雨が教えてくれたこと」の2個で「街と大地」という1つの詩集に。
残りの4個でもう1つの詩集になっています。

※「心の旅」について補足。
本当に北極へ行くわけではないですよ。一種の比喩だと思ってください。
この比喩の真意が分からなかった方はとても幸せな人ですよ、きっと。


歯瑠淡製人6/4 16:7:262192cfOkoINFsqiQs||245
すみません。若干きもいです。

sIs6/4 17:44:31252cf0MNeLIaTrdk||133
そりゃどうも、一々レスなんかつけてご苦労様です。
でも、貴方ほどではない自信はありますよ。


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